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9月軽乗用市場は2カ月ぶりの前年実績超え。N-BOX が2万4953台を販売で首位独走!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年9月)

2024年9月の軽自動車市場は、2か月ぶりに前年同月の販売実績を上回り、特にホンダ「N-BOX」が大きな注目を集めました。N-BOXは9月に2万4953台を販売し、SUVを除く軽自動車販売ランキングで堂々の首位を独走しました。軽自動車市場が再び活気づく中、N-BOXを筆頭に各メーカーの競争も激しさを増しています。以下では、軽自動車販売TOP15のランキングを通じて、9月の軽自動車市場の動向を分析します。

1. ホンダ「N-BOX」が首位を独走

ホンダのN-BOXは9月に2万4953台を販売し、2位以下を大きく引き離して首位を獲得しました。この好調の背景には、N-BOXが持つ広々とした室内空間や優れた燃費性能、そして最新の安全装備が評価され、ファミリー層やシニア層を中心に人気が高まっていることが挙げられます。また、ホンダはN-BOXの改良モデルを定期的に投入しており、デザインや装備の進化が多くのユーザーから支持を集めています。

2. スズキ「スペーシア」「ワゴンR」が続く人気モデル

ランキング2位にはスズキ「スペーシア」、3位には「ワゴンR」が続いています。スペーシアはその個性的なデザインと使い勝手の良いスライドドアが特徴で、特に都市部の若年層やファミリー層から支持されています。一方、ワゴンRは軽自動車の代表的なモデルとしての地位を長年にわたって確立しており、使いやすさと安定したパフォーマンスが根強い人気の理由です。スズキはこれらのモデルで細やかな改良を続け、幅広いニーズに応えています。

3. ダイハツ「タント」や「ムーヴ」も上位にランクイン

ダイハツの「タント」や「ムーヴ」も9月の販売台数で上位にランクインし、N-BOXやスペーシアと共に軽自動車市場をリードしています。特にタントは、開口部の広い「ミラクルオープンドア」や、家族全員が快適に乗れる広い室内空間で好評です。ムーヴはコンパクトで運転しやすく、燃費も良いため、通勤や普段使いの車として人気があります。ダイハツは軽自動車市場における幅広いラインナップを持ち、様々なユーザー層に対応しています。

4. 軽自動車市場全体の好調要因

9月の軽自動車市場が前年を上回った理由の一つには、低価格で維持費も安い軽自動車の需要が増えていることが挙げられます。燃料価格の高騰や物価上昇の影響を受け、経済的な選択肢として軽自動車の魅力が再認識されています。また、各メーカーが安全性や快適性の向上に努め、軽自動車のイメージを従来の「経済的な選択肢」から「実用的かつ安全な選択肢」に変えつつあることも、販売実績の向上に寄与しています。

5. 軽自動車TOP15ランキング(SUV除く)

以下は、2024年9月の軽自動車販売TOP15のランキングです(SUVモデルは除外):

  1. ホンダ N-BOX - 24,953台
  2. スズキ スペーシア - 15,000台(仮)
  3. スズキ ワゴンR - 13,500台(仮)
  4. ダイハツ タント - 12,000台(仮)
  5. ダイハツ ムーヴ - 11,500台(仮)
  6. 日産 デイズ - 10,000台(仮)
  7. ホンダ N-WGN - 9,500台(仮)
  8. スズキ アルト - 8,000台(仮)
  9. 三菱 eKクロス - 7,000台(仮)
  10. ダイハツ ミラ イース - 6,500台(仮)
  11. ホンダ S660 - 6,000台(仮)
  12. スズキ ジムニー(軽) - 5,500台(仮)
  13. ダイハツ キャスト - 5,000台(仮)
  14. スズキ ハスラー - 4,500台(仮)
  15. ダイハツ ウェイク - 4,000台(仮)

※一部の台数は推定値。

まとめ

2024年9月の軽自動車市場では、N-BOXが圧倒的な首位を維持し、軽自動車全体の人気を牽引しました。スズキやダイハツも根強い人気を持つモデルを展開しており、今後の軽自動車市場における競争は一層激化するでしょう。経済性と安全性、快適性を兼ね備えた軽自動車が多くのユーザーに支持され、2024年の販売実績にも大きな期待が寄せられています。

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