1000馬力超え! スバル新型「“和製”スーパーマシン」! 「ヤマハ製パワトレ」搭載で“最速”目指す「STI E-RA」とは
スバルが新たに発表した、驚異の1000馬力を超える“和製”スーパーマシン、「STI E-RA」。このモデルは、スバルのモータースポーツ部門「STI(スバルテクニカインターナショナル)」が開発したもので、世界に誇る技術を結集させ、電動スーパーカーとしての新たな時代を切り開く存在です。さらに、そのパワートレインにはヤマハ製の最新技術が採用されており、まさに日本の技術の粋を集めた一台となっています。今回は、この「STI E-RA」の特徴と、なぜ「最速」を目指すのか、その背景に迫ります。
■ 1000馬力超えのパワートレイン! ヤマハとの協力
「STI E-RA」の最大の特徴は、その1000馬力を超える圧倒的なパワーを誇るパワートレインにあります。このパワートレインは、ヤマハが開発した電動モーターを採用しており、電気自動車(EV)ならではの瞬時のトルクと驚異的な加速力を実現しています。ヤマハはこれまで、バイクやスポーツカーのエンジンで高い評価を受けてきたメーカーですが、今回の「STI E-RA」では、そのノウハウが電動モーターの分野に活かされています。
4つの独立したモーターが、各車輪を個別に駆動する「4輪独立駆動システム」によって、優れたトラクションとコーナリング性能を発揮。これにより、路面状況やコーナリング中の姿勢変化に応じて、最適なトルクを各タイヤに瞬時に配分することで、卓越したコントロール性能を実現しています。
■ スバルの伝統を受け継ぐ「STI」バッジ
「STI E-RA」は、スバルのモータースポーツ部門「STI」の手によって開発されたスーパーマシンです。「STI」のバッジが意味するのは、スバルのラリーやレースで培った高い技術と信頼性です。これまでのSTIモデルと同様に、運転者に高次元の走行体験を提供しつつ、ドライバーがそのパフォーマンスを最大限に引き出せるよう設計されています。
「E-RA」の名前には、「Electric Record Attempt(電動の記録挑戦)」という意味が込められており、スバルが電動車両の最速記録に挑む意欲を示しています。
■ サステナビリティと最速への挑戦
「STI E-RA」は単なるパフォーマンスカーではなく、環境に配慮した次世代のスーパーマシンでもあります。電動化が進む中で、スバルはサステナビリティと高性能の両立を目指し、このモデルを開発しました。スバルは、地球環境への負荷を軽減しつつ、モータースポーツの興奮を維持するため、EV技術の最前線を走ることに挑戦しています。
さらに、STI E-RAはニュルブルクリンクでのラップタイム挑戦を視野に入れて開発されており、世界最速のEVラップタイムを目指しています。1000馬力を超えるパワーと優れたハンドリング性能で、すでに多くの自動車愛好家やメディアから注目を集めているこの車は、世界中のレースファンがその結果を待ち望むことになるでしょう。
■ 未来のスポーツカー像
「STI E-RA」は、スバルの新たなスポーツカーの未来を予感させるモデルです。従来の内燃機関から電動モーターへと移行する中で、スバルは単に環境性能を高めるだけでなく、ドライバーが感じるスリルや楽しさを損なうことなく進化させています。電動化が加速する未来の自動車業界において、「STI E-RA」は、スポーツカーの新たなスタンダードを築く存在となるでしょう。
■ まとめ
スバルの新型「STI E-RA」は、1000馬力を超えるパワーを持つ和製スーパーマシンであり、ヤマハ製の最新電動パワートレインを搭載しています。この車は、単なる電動車の枠を超え、スバルと日本の技術力が生んだ「最速への挑戦」を象徴する存在です。ニュルブルクリンクでの記録挑戦や、今後のレースシーンでの活躍が期待される「STI E-RA」。未来のスポーツカーの姿を、ぜひご期待ください!